こども服、布小物のショップ&手作りな日々

2012年5月24日木曜日

おばあちゃん直伝夏みかんのお菓子

 90を超えたおばあちゃんが、毎年春になると夏みかんのお菓子を作ってくれる。
今年は残念なことに体調が優れず、厚手の重い鍋を振れないとのことで、ななな、なんとわたしに作ってほしいと夏みかんがまわってきてた。

何年か前、細かく教わったものの、トライはむなしくなんだかべちょっとしたものが出来上がった。

いろんな人の手によるこのおかしを口にするが、おばあちゃんを超えるものに出会わない。

今年は、もう一度丹念に教わってやってみたら、2度目でうまくできました。
というわけで、おばあちゃんの直伝レシピ!のせてみます。かなりおいしいです。

はじめに、明日の天気がはれ、の晩にはじめます。

① 夏みかん4個を用意する。ヘタではないおしりの方に、包丁で十文字に切り込みを入れて、皮をむいていく。皮が4つに開くが、根元の方はくっついた状態を保ってむく。むいてみて皮が肉厚でなくうすいものは不向きです。中身の果実は食べてね。

② ①を大きなボウルに入れて、水をたっぷり入れて一晩ひたしておく。浮いてくるようであれば、お皿などで軽く重ししておく。

③ 翌日の午前中に作業を始めます。
夏みかんの皮の表面(黄色いところの面)を包丁でうす~くむく。(ピーラーでは厚くなってしまいます)うすくむくには、いっぺんにたくさんむこうとしないほうがいい。

④ 縦方向のななめに1センチ幅に切っていく。ある程度の長さが必要なので、くっついているところも利用して、切っていく。

⑤ 水から④をゆでる。2回くらいゆでこぼす。
ゆであがりは、くたくたにならないように、噛んでみて少し硬いくらい。

⑥ 厚手の鍋に、⑤と砂糖300グラムと水をひたひたに入れ中火にかける。

⑦ 水がなくなってきたら、目を離さずに、たえず崩れないようにまぜたり、鍋をふったりして、まんべんなく全部染みとおるまで煮詰める。こげ目が少しつくくらいでもオッケー。

⑧ なるべく大きなお皿にひろげて、風通しのよいところで冷ます。

⑨ かなり時間をかけて完全に冷めたら、グラニュー糖をふりかけてざーっとかきまぜて、また再びグラニュー糖をかけまぜる。
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